世界が雨に啼く音

I CAN'Tで語る言葉たち…   

初恋

 

幼稚園、小学生で可愛い女の子に興味が出るなんてことはよくあることで

それは心引き裂くような本気の恋なのか考えてみれば、違うような気がしている

確かに私は小学生のとき好きという範囲に入っている女の子はいたが、心までは操られはしなかった

 

中学一年の夏先頃、母親が自身当時使ってたYAMAHAの74-76年頃の、ボディには母が書いたであろうKISSのジーンシモンズの落書きがされたアコースティックギターを私に持たせ、教えてくれた

ここから音楽が始まるわけだが、この話はとりあえず置いといて

ボカロPをやっているうちに知らない間に、影から、中国から私を好きになってくれていた人がいた

多少は中国語がわかるのでビリビリ動画に投稿し始めた頃、私へ、熱い思いを告げる人がいた

Vtuberファンのとある中国友達にQQをオススメされて登録して間も無く、検索して申請してくれたその中国の私のファンとQQで交流をしている時に彼女は、村下孝蔵が大好きだと言う

私も村下孝蔵が大好きでギター人生の80%は村下孝蔵耳コピでギターを上達させた

他の20%は70年代フォークソング

棚から出してきた村下孝蔵のCDを聞き返していたら狂ったようにギターを練習していた中学当時、恋をしていたことを思い出してきたんだ

 

中学一年の春にはもうその子が好きだった

うまく話せない、やたらに目で追いかけてしまう、そんな日々

少しだけくせっ毛で、セミロングまでいかないくらいの髪の長さに丸い顔にえくぼ、可愛い二重の瞳が揺れていた

その子と仲の良い友達、アニメファン同士だからその友達とは打ち解けており、その友達と話しをすることで必然的にあの子の近くに行ける

一緒に話しに入ってきただけでもっと好きになる海よりも果てのない恋心

 

3年間のうち、一度も好きだよと言えずに振り子細工そのもの

ただ三回、年賀状を送ることで手紙を出すことができた

その葉書は今はもうない

中学2年に上がって少しした頃、うわさ話を耳にする

その子が中学3年の男子と交際を始めたと知る

普通ならショックだろうがそこまでの憎しみはなかった、それほどの想いだったから

 

高校生になっても忘れられず、17の時年賀状をまた送った

その返事をいまもなお覚えている

町を歩いている時に、自転車で走る私を見たよ、懐かしい気持ちになった、元気している?と…

あの町にはもう戻れない、戻ったとしても、もう何も残ってはいない

友達も、ギター弾き鳴らしたあの部屋も、卒業のとき私の姿を見て建物の裏に駆け込んで泣いていた怖かった先生、そして「あなた」さえも

 

 

 

近くにいるのに、会いたくなれば会えるのにどんどん遠くなり

交差するそれぞれの未来への道に、想い出が散らばっていく

愛になれずに遠く離れ、どこかに置き去りのまま知らぬ間に消えた初恋

目を閉じて思い出せば鮮やかに蘇ってくる映像がある

 

記憶の中の自分は胸を熱くしながら、あの頃の、少女のままの君をまだ見つめている…

 

 

 

 

 

村下孝蔵の「故郷へ」を中国語翻訳してみた

 

 

村下孝蔵 "想回故乡家去"


我也长大成人了啊
一边这样想一边眺望着房间里的照片,渐渐想起来了 我的怀旧学生时代和秋日

我的光头很丢脸所以用帽子遮住,和好友在畦道上学路上走着
想见一个单相思的女孩,在做花占卜边我等你

远方的故乡能像从前那样宽敞吗
夏天到了就想回去
奶奶,希望你身体健康
希望你在晒着被子的院子里再谈一些往事


大哥, 大姐, 大家都住在很远的地方很难见面
因为我们各有各的人生
但是到了夏天我们一起在故乡聚聚吧

远方的故乡没有改变吗
夏天我回去时候,我会带很多土特产的
就像那时候一样 一边喝茶一边聊天吧


远方的故乡能像从前那样宽敞吗
夏天到了就想回去,爸爸,妈妈 希望你身体健康
好怀念啊 我的故乡
爷爷 我带花去墓地,希望你等我